グリーンウインドではNPO法人 ポジティブ・フロム・ジャパンを通じ、
「命の授業」活動を行っています。
2018年6月19日、埼玉県児玉郡神川町青柳小学校において、全校生徒210名と保護者の方々が集い中、難病ALS患者のマカさん(愛称)をお招きし“命の授業”を開催いたしました。
この企画は※NPO法人ポジティブ・フロム・ジャパンのサポートを受けて実現致しました。
ALSは筋萎縮性側索硬化症と呼ばれ、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動神経細胞が侵される病気で難病の一つに指定されています。現在、治療法が見つかっておらず、発病から数年で命をなくされる方もいます。
そんな中、マカさんは苦しい時には人工呼吸器をつけて日常生活を続けながら、書籍の出版、講演活動などを通してポジティブなメッセージを発信されています。
生徒達の前に電動車いすで登壇したマカさんは、体力を考慮し僅か15分間の講演です。日々命と向き合っているマカさんの言葉に、子供たちは真剣な表情で聞き入っていました。後日、3年生以上の生徒達から届けられたマカさんへのメッセージには、命の大切さ、親や友人の大切さ、これからの生き方等が綴られており、生徒それぞれが講演の内容をしっかりと受け止めていました。
GREEN WINDは地域の子供たちに、様々な視点からの学びの機会を提供したいと考えています。
NPO法人ポジティブ・フロム・ジャパン http://npo-pfj.jp/
マカ(通称)氏プロフィール
埼玉県出身。柔道整復師として数多くの施術やリハビリを手掛ける。2001年突然ALS(進行性筋萎縮側索硬化症)を発症。幼少期からスポーツが大好きであったが、ALSにより運動神経が侵され、スポーツをすることが出来なくなる。生涯現役を目指し今なお医療現場で指導に当たる。NPO法人ポジティブフロムジャパンが行う書籍寄贈活動に本書籍を提供。全国の教育期間、行政機関、福祉施設、病院、被災地などへ寄贈を行う。また「命の授業」と題する講演会活動を行う
寄贈目的
ALS患者として、日々命と向き合う中で、それでも前を向き、日々を大切に生きて行こうとする著者の言葉を通して、子供たちの心にポジティブの花を咲かせたい。